サッカー日本代表がアイスランド代表戦で最強3バックの誕生をした可能性があり、FW小川航基が決勝点を挙げた。DF3人が最終ラインに並び、無失点に抑えた。ケガ明けの2人は順調な回復を示した。冨安は右ひざ負傷から約2年ぶりに代表復帰。不在中に3バックが定着したが「3枚だから守備的と思わない。フォーメーションに関係なく自分たちの意識を統一する」と難なく適応。腰痛で約2カ月戦列を離れた板倉も「求められるところで自分の力を発揮する」となじんだ。この日の3人は23年9月9日の国際親善試合ドイツ戦でともに出場。後半から3バックを組み4-1勝利に貢献していた。昨年10月ブラジル戦では鈴木、谷口、渡辺のコンビで3-2で勝利しており、3バック2組を作れる計算が立った。新3バック”ならではの特色も現れた。ドイツ戦では中央は冨安だったが、この日は板倉が入った。森保監督からも「アヤックスでボランチで出ていて、チーム力を上げていける選手」と期待される。効果は随所に現れ、CBながらボランチとしても機能。MF田中と横並びでパス交換する場面もあり、ボール回しがスムーズに。守備では対人プレーに強い冨安、伊藤が左右を固めることで大きな穴を開けなかった。高さ対策にも有効だ。板倉、伊藤は188センチ、冨安は187センチ。W杯メンバーのDF9人の中で身長が高い3人が並んだ。W杯でオランダの193センチDFファンダイク、スウェーデンの192センチFWイサクら高身長の選手と対戦するが、セットプレーに強い3人がそろった。日本の躍進に、新たな選択肢が加わった。飯岡大暉