これまでになかった手法で新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介。世界遺産にも登録された計画都市・ブラジリアの設計に携わった建築家オスカー・ニーマイヤー。ル・コルビュジエをはじめとする近代建築の基礎を作った建築家たちと…
これまでになかった手法で新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介。世界遺産にも登録された計画都市・ブラジリアの設計に携わった建築家オスカー・ニーマイヤー。ル・コルビュジエをはじめとする近代建築の基礎を作った建築家たちとの仕事も少なくない。その晩年、104歳のときの言葉には生涯変わらぬ思いが滲んでいます。この名言が現れる本『ニーマイヤー
104歳の最終講義』は、講義録ではない。イタリアの作家・編集者のアルベルト・リヴァによるインタビュー集だ。話題の中心はもちろん建築だが、いわゆる建築論に止まらず、ニーマイヤーの経験がたぶんに織り込まれている。という言葉も、若き日から彼が持ち続けた政治意識の賜物だ。政治的な腐敗を正したいと願いブラジル共産党へ入党したことや、そのために60年代の軍事政権下では建築を含む一切の活動が禁止された時期があったことが語られる。だから、この名言は民衆の側に立つ政治家が語るように、こう続く。当然、ニーマイヤーが仕事に打ち込んだのは政治のためだけではない。美もまた、彼の建築の基本要素のひとつだった。ニューヨークの国際連合本部ビルをともにデザインしたル・コルビュジエとの次のようなエピソードも登場する。ちょうど20歳年上のコルビュジエだが、と。ニーマイヤーが設計したブラジリアの議事堂の斜路をコルビュジエと上っているときに「ここには、人を自由に感じさせるという発明があるね」と言われたと嬉しそうに語っているのも面白い。「食べすぎないこと。ちゃんとした食事をすること。一杯のワインを欠かさないこと。そして、腹八分で
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