変異ウイルス 1日に大阪50人 北海道13人 感染確認相次ぐ nhk_news
専門家「早い判断 早い対応が求められる」 感染が確認される地域が広がっている変異した新型コロナウイルスについて、公衆衛生学が専門で国際医療福祉大学の和田耕治教授は「徐々に地域のなかで変異株が従来のウイルスに置き換わろうとしている、その兆しが見えてきている状況と言えるのではないか。世界中で感染の主流が変異株に置き換わってきていて、日本でもそうした状況を考えておく必要がある。一方で、変異株を検出できる能力が向上し、見つけ出せる件数が増えてきているという側面もある」と指摘しました。 そして「変異株は感染が広がる速さが、1.
5倍くらいから2倍近くになるのではという指摘がある。変異株が感染の主流になれば地域や施設で今まで以上のスピードで感染が広がるおそれがある。例えば高齢者施設でのクラスター対策を考えると、これまでは10人ぐらいで食い止めることができていたものが、変異ウイルスでは同じ対応でも20人などと広がってしまうことが考えられる。こうした事態が地方で起きればあっという間に医療体制がひっ迫することも想定される」と懸念を示しました。 そのうえで、求められる対策について和田教授は「変異株は行政や組織の対応という視点にたつと深刻な問題だ。これまでよりも早い判断、早い対応が求められるため、各自治体や施設で新型コロナウイルス対策の実践力が問われる。対策が本当に徹底できているのか、改めて確認して備える必要がある。一方で、個人レベルでは対策の内容は変わらない。手洗いやマスクの着用、3密を避けるといった感染リスクを抑える行動をとり続けることが重要だ」と話していました。
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