日産と三菱は、合弁会社のNMKVによって軽自動車サイズのEVを開発している。本企画ではその量産に向けたコンセプトカーや再度量産されるミニキャブミーブを画像で紹介しながら、新型EV像に迫っていく!
この流れを受けて、日産と三菱は、合弁会社のNMKVによって軽自動車サイズのEV(軽自動車)を開発している。発売されるのは2022年4月以降だ。三菱の販売店では、ある程度の日程を把握していた。「2022年4月になると、新型軽EVの価格が明らかにされる。この後、5月には予約受注を開始する。正式な発表と発売は6月になる見込みだ。試乗車が販売店に配車されるのも6月以降だろう。日産と三菱の軽EVは、基本部分を共通化している。ただしフロントマスクは、三菱ブランドがダイナミックシールドの形状に仕上げる。これはデイズとeKクロス、ルークスとeKクロススペースの違いに準じる。ただし床下に駆動用リチウムイオン電池を搭載するから、既存の軽自動車に比べると、床が高くなる可能性がある。床の高いEVに多く見られる特徴として、腰が少し落ち込み、膝の持ち上がる着座姿勢になりやすい。 軽EVの駆動用電池は、総電力量が20kWhとされる。アウトランダーPHEVの総電力量も20kWhだから、基本部分を共通化している可能性もある。アウトランダーPHEVのリチウムイオン電池は新開発され、20kWhの容量を持たせながら、サイズを小さく抑えた。冷却システムの効率も高めたから、軽EVにも適した機能を備える。軽EVが1回の充電で走行できる距離は、WLTCモードで200km前後だろう。リーフの40kWh仕様の航続可能距離は322kmだから、20kWhで走る距離は161kmだが、軽自動車サイズのEVはボディも軽い。従って航続可能距離も200km前後まで延びる。 ホンダeの総電力量は35.
5kWhで、航続可能距離は259~283kmだ。20kWhで走行可能な距離は145~158kmだが、同様に軽EVの車両重量が軽いことを考えると、200kmが航続可能距離の基準になる。そして日産では、補助金を差し引いたユーザーの実質購入価格が200万円以上としている。ただし補助金の交付額は、時期によって変化するので注意したい。実質購入価格が200万円以上とすれば、補助金の動向に応じて、価格も変わることになる。 補助金を差し引いた実質購入価格が200万円以上なら、装備が充実した売れ筋、あるいは買い得グレードの価格は220万~230万円だ。デイズやeKクロスの売れ筋価格帯は、140万~170万円だから、軽EVは60万~80万円は高い。 軽EVの価格をハイブリッド車に置き換えると、アクア、ノート、フィットe:HEVなど、コンパクトカーの売れ筋グレードと同程度だ。つまり軽EVの価格は、ノーマルエンジンを搭載する既存の軽自動車に比べると60万円以上も高いが、コンパクトカーのハイブリッドと比べれば吊り合う。
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