【NQNニューヨーク=戸部実華】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=152円25〜35銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢になった。米経済の底堅さも意識され、円相場の重荷となった。朝方は上昇が一服していた米長期金利が次第に上げ幅を広げ、前日比0.03%高い4.24%で取引を終えた。米連邦準備理事会
【NQNニューヨーク=戸部実華】25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比45銭円安・ドル高の1ドル=152円25〜35銭で取引を終えた。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢になった。米経済の底堅さも意識され、円相場の重荷となった。
朝方は上昇が一服していた米長期金利が次第に上げ幅を広げ、前日比0.03%高い4.24%で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方や、米大統領選挙の結果次第ではインフレ圧力が強まるとの観測を背景に債券には売りが出やすくなっている。米長期金利の先高観が強く、円売り・ドル買いにつながった。 25日発表の9月の耐久財受注額は前月比0.8%減と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(1.0%減)ほど落ち込まなかった。設備投資の先行指標とされる航空・国防を除く資本財の受注は0.5%増えた。FRBが利下げを開始し、11月の米大統領選挙を通過すれば企業は設備投資の計画が立てやすくなるとみて「需要が安定的になる初期の兆し」(市場では「景気悪化への懸念を和らげる米経済指標の発表が相次いでおり、主要通貨に対するドル買いにつながっている」(BKアセットマネジメントのキャシー・リーン氏)との声が聞かれた。一方、日本では27日投開票の衆院選を控える。市場では「選挙を巡る先行き不透明感は円相場の重荷となった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との見方もあった。ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0030ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.
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