NY円相場、続落 1ドル=150円20〜30銭 2カ月半ぶり安値 米長期金利の上昇で

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【NQNニューヨーク=矢内純一】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=150円20〜30銭で取引を終えた。一時150円32銭近辺と、8月1日以来およそ2カ月半ぶりの安値を付けた。朝発表の米経済指標が市場予想を上回り、円売り・ドル買いが出た。9月の米小売売上高は前月比0.4%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)を上回った。

【NQNニューヨーク=矢内純一】17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比60銭円安・ドル高の1ドル=150円20〜30銭で取引を終えた。一時150円32銭近辺と、8月1日以来およそ2カ月半ぶりの安値を付けた。朝発表の米経済指標が市場予想を上回り、円売り・ドル買いが出た。

9月の米小売売上高は前月比0.4%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)を上回った。米フィラデルフィア連銀が発表した10月の製造業景況指数も市場予想以上だった。一連の経済指標を受け、米債券市場で長期金利は前日に比べ0.08%高い4.09%に上昇。日米金利差の拡大観測が円相場の重荷となった。 円売りが一巡した後、円相場は底堅くなる場面があった。節目の150円台では、持ち高調整や利益確定目的の円買い・ドル売りが入った。市場では、「米長期金利が高止まりしている間は、円相場が大きく上昇しにくい状況が続きそうだ」(邦銀の為替ディーラー)との指摘があった。円は対ユーロで続落し、前日比20銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=162円65〜75銭で取引を終えた。対ドルの円売りが対ユーロに及んだ。一方、欧州中央銀行(ECB)が17日の理事会で0.25%の追加利下げを決め、今後も利下げが続くとの見方から円買い・ユーロ売りが優勢となる場面もあった。

ユーロは対ドルで3日続落し、前日比0.0030ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0825〜35ドルで取引を終えた。一時1.0811ドル近辺と8月2日以来のユーロ安・ドル高水準を付けた。ECBの追加利下げや米長期金利の上昇を背景にユーロ売り・ドル買いが優勢だった。

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