NY円相場、続落 1ドル=148円60〜70銭 米雇用統計受け大幅利下げ観測後退

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NY円相場、続落 1ドル=148円60〜70銭 米雇用統計受け大幅利下げ観測後退
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【NQNニューヨーク=戸部実華】4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に3日続落し、前日比1円70銭円安・ドル高の1ドル=148円60〜70銭で取引を終えた。一時は149円01銭と8月中旬以来の円安・ドル高水準を付けた。4日発表の9月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回り、労働市場の底堅さを示した。米長期金利が大幅に上昇したことも、円売り・ドル買いを勢いづけた。雇用統計は

【NQNニューヨーク=戸部実華】4日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に3日続落し、前日比1円70銭円安・ドル高の1ドル=148円60〜70銭で取引を終えた。一時は149円01銭と8月中旬以来の円安・ドル高水準を付けた。4日発表の9月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回り、労働市場の底堅さを示した。米長期金利が大幅に上昇したことも、円売り・ドル買いを勢いづけた。

雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比25万4000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(15万人増)以上に増えた。過去2カ月分の増加幅はそれぞれ上方修正された。失業率は4.1%と8月(4.2%)から低下。平均時給の伸びも市場予想を上回った。「堅調な雇用統計はトレンドを上回る経済成長が次の四半期も続く可能性を高めた」(LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏)と受け止められた。 予想を上回る雇用統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退した。米短期金利先物市場では11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを織り込む確率は4日夕時点で前日の32.1%からゼロとなった。一方、0.25%の利下げをほぼ確実視するようになった。米債券市場では金融政策の影響を受けやすい短中期債を中心に幅広い年限の債券が売られ、10年債利回りは3.98%と8月上旬以来の水準に上昇する場面があった。の追加利上げに否定的と受け止められる発言をした後、発言を改める動きがあったものの「目先は日銀の利上げのハードルが高くなった」(邦銀の為替ディーラー)との声も聞かれた。半面、FRBの利下げペースが想定よりも緩やかになるとの観測が強まり、円売り・ドル買いが出やすくなったとの見方があった。ユーロは対ドルで6日続落し、前日比0.0055ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0970〜80ドルで取引を終えた。一時は1.

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