3月5日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。この頃まで、寒気の影響を受けやすいでしょう。度々冷たい雨が降る見込みです。今のところの予想では、啓蟄を過ぎると、寒気の影響を受けにくくなる傾向です。
明日25日から26日にかけて、本州の南を低気圧が東進し、関東の東で発達する見込みです。上空1500メートル付近で、マイナス3℃以下の寒気が東北付近まで流れ込む予想です。九州から関東は冷たい雨が降り、内陸では雪になるでしょう。東北では雪やみぞれになる見込みです。北海道も26日は太平洋側を中心に雪が降るでしょう。雪による交通への影響や路面の凍結などにご注意ください。28日は、大陸華中から東シナ海に前線が延びるでしょう。九州など西から天気は下り坂へ向かいます。前線は29日にかけて、本州付近まで延びる見込みです。九州から関東を中心に、再び冷たい雨が降り、日本海側や内陸では雪になることもあるでしょう。
予報には、まだ幅がありますが、29日に前線上に低気圧が発生し、本州の南岸を発達しながら東進する可能性があります。雨が降りやすい状態が続くでしょう。低気圧が日本の東へ抜けると、2日にかけて本州付近に強い寒気が流れ込む見込みです。関東の平野部では、寒気が流れ込むタイミングで降水があれば、みぞれや雪になるでしょう。今後、最新の気象情報をご確認ください。5日は二十四節気の「啓蟄」、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃です。この頃まで、日本付近は寒気の影響を受けやすいでしょう。まだ寒さ対策が必要な日がありそうです。この期間は、前線や低気圧の影響を受けやすく、天気は短い周期で変わるでしょう。期間を通しての降水量は、全国的に平年より多い予想です。これまでとは違い、冷たい雨になることは次第に少なくなるでしょう。
ただ、この期間、北日本付近の予報には大きな幅があります。強い寒気が流れ込み、冬の寒さに戻ることもあるかもしれません。北海道や東北を中心に、啓蟄を過ぎても春らしさを感じられるのは、まだ先になる可能性もあります。気象情報は、こまめにチェックするとよさそうです。
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