東京工業大学、東北大学、富士通、理化学研究所、名古屋大学、サイバーエージェント、コトバテクノロジーズの共同研究チームは、理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」を用いて訓練した日本語能力に優れた大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を公開した。研究者は、オープンソースソフトの公開に使われているプラットフォームである「ギットハブ(GitHub)」や「ハギングフェイズ(Hugging Face)」を通じて、研究および商業目的で利用できる。
は、理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」を用いて訓練した日本語能力に優れた大規模言語モデル「Fugaku-LLM」を公開した。研究者は、オープンソースソフトの公開に使われているプラットフォームである「ギットハブ(GitHub)」や「ハギングフェイズ(Hugging Face)」を通じて、研究および商業目的で利用できる。...
MT-Bench」で最高性能を達成。特に人文社会系のタスクでは高い性能を発揮し、敬語など日本語の特徴を踏まえた自然な対話をすることなどが期待されるとしている。 研究チームは今回、深層学習フレームワークを富岳に移植し、トランスフォーマーの性能を富岳上で最適化するとともに、並列分散学習手法を開発し適用することで、富岳で大規模言語モデルの訓練をする際の演算速度を従来の6倍に高速化。さらに、集団通信を最適化して通信速度を3倍高速化することで、富岳のCPUを用いて現実的な時間内で大規模言語モデルを訓練することを可能にした。...
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