マツダ×郷田鈑金×RE雨宮…クルマのプロたちが語った旧車レストアへの熱き思い クラシックカー カーケア 国際オートアフターマーケットEXPO
昨年末、女優の伊藤かずえさんが30年近く乗り続けている、日産・シーマのレストア(復元)が話題となったことは記憶に新しいが、カーオーナーの皆さんの中にはこの事例をきっかけに、初めて「レストア」という言葉を知ったという人も多いのではないだろうか。そんな中、3月9日(水)~11日(金)にかけて開催された「第19回国際オートアフターマーケットEXPO2022(IAAE2022)」において“レストア事業の現在と今後に関する展望”と題されたセミナーが行われた。登壇者それぞれの立場から語られたレストアの今後とは…?本稿ではセミナーの模様を詳しくレポートする。今回のセミナーには、自動車メーカーからはマツダ株式会社商品本部ロードスターアンバサダーの山本修弘氏、独立系の鈑金・レストア事業者から株式会社郷田鈑金代表取締役の駒場豊氏、チューニングパーツメーカーからは、有限会社アール・イーアメミヤ代表取締役社長の雨宮勇美氏の3名が登壇。レストアやチューニングに携わる方、また少しでも興味のある方なら名前を知らない人がいないであろう豪華な顔ぶれが揃った。まずは山本氏が「ものづくりはそこで働く人が主役。またその地域の風土や歴史も大事になる中で、本拠地の広島は歴史・技術・平和という3つのキーワードが重なる大事な街です」と述べた上で「マツダは“ワクワク”し“運転することが楽しくなる”、そんなクルマ作りをしています。CMなどで皆さんも耳にしたことがある弊社の“走る歓び”というワードは、マツダ車の根幹をなすものです。規模は小さくてもONE&ONLYの存在感と熱烈なファンに強く支持され、お客様に愛され続けるブランドとして、これからも成長していきたいと思っています」と熱い思いを語った。 独立系の鈑金事業者として、NAロードスターを中心に数々のクルマのレストアを手掛けてきた駒場氏は、雨宮氏の声掛けもあり出展できた東京オートサロンについて発表。2020年は郷田鈑金50周年を記念し、レース活動をしていた当時のカラーリングを再現したサバンナRX-3を出展。今年はイエローのボディカラーが特徴的なサバンナスポーツワゴン(通称:サバゴン)を出展した際の様子をスライドで説明しながら紹介。当編集部でも2020年と今年の2度に渡り、現地で出展車両を取材させて頂いているが、会場での注目度が高く、多くの人がシャッターを切る姿が印象的だったことを覚えている。カスタムチューニング界、特にロータリーエンジンのチューニングにおいてカリスマ的な存在の“雨さん”こと、雨宮氏はこれまでの経歴を振り返りながら「もともとは鈑金塗装業でしたが、マツダのロータリーエンジンに憧れ、徐々に鈑金からエンジン、カスタム、ドレスアップへと転向しました。基本的にはマツダ専門ですが、様々なクルマをカスタムしてレースなどにも参戦し、GT300では2006年シリーズで総合クラス1位になることができました」と、変わらぬロータリー愛を語った上で「クルマは早く走らなければダメなのと、カスタムしたクルマはしっかりナンバーを取る(公認車検を通す)ということが大事なのではないでしょうか」と雨さんらしいこだわりも見せた。セミナーの本題であるレストアの今後については、まず山本氏がマツダの「CLASSIC MAZDA」について紹介。マツダがクルマ作りをする上で、社会にどのような貢献をするのかという社会的意義を示さなければならないという中で、マツダの車を愛するお客様の心に向き合い、新しいクルマだけではなく古いクルマも大切にできる社会を育みたい。ずっと乗り続けていただけるサービスを提供する自動車メーカーとして、NAロードスターについてはレストア、復刻パーツ、パーツ情報サービスの提供、FC/FDのRX-7については復刻パーツの提供を開始したことを述べ、2017年12月から受付を開始したNAロードスターのレストアの実績が現在10台となったことを報告。現在11台目を作業中である旨も併せて説明があった。また、復刻パーツの種類については310部品ほどで、ガラスガイドローラー、タイヤ、ブレーキキャリパーピストン、ラベルセット、幌、フロアマットなどが売れ筋だという。この中にはサプライヤーの支援を経て復刻した部品も多くあるとのことで、協力したサプライヤーに山本氏が強く感謝を伝えられていたのが印象的だった。.
昨年末、女優の伊藤かずえさんが30年近く乗り続けている、日産・シーマのレストア(復元)が話題となったことは記憶に新しいが、カーオーナーの皆さんの中にはこの事例をきっかけに、初めて「レストア」という言葉を知ったという人も多いのではないだろうか。そんな中、3月9日(水)~11日(金)にかけて開催された「第19回国際オートアフターマーケットEXPO2022(IAAE2022)」において“レストア事業の現在と今後に関する展望”と題されたセミナーが行われた。登壇者それぞれの立場から語られたレストアの今後とは…?本稿ではセミナーの模様を詳しくレポートする。今回のセミナーには、自動車メーカーからはマツダ株式会社商品本部ロードスターアンバサダーの山本修弘氏、独立系の鈑金・レストア事業者から株式会社郷田鈑金代表取締役の駒場豊氏、チューニングパーツメーカーからは、有限会社アール・イーアメミヤ代表取締役社長の雨宮勇美氏の3名が登壇。レストアやチューニングに携わる方、また少しでも興味のある方なら名前を知らない人がいないであろう豪華な顔ぶれが揃った。まずは山本氏が「ものづくりはそこで働く人が主役。またその地域の風土や歴史も大事になる中で、本拠地の広島は歴史・技術・平和という3つのキーワードが重なる大事な街です」と述べた上で「マツダは“ワクワク”し“運転することが楽しくなる”、そんなクルマ作りをしています。CMなどで皆さんも耳にしたことがある弊社の“走る歓び”というワードは、マツダ車の根幹をなすものです。規模は小さくてもONE&ONLYの存在感と熱烈なファンに強く支持され、お客様に愛され続けるブランドとして、これからも成長していきたいと思っています」と熱い思いを語った。 独立系の鈑金事業者として、NAロードスターを中心に数々のクルマのレストアを手掛けてきた駒場氏は、雨宮氏の声掛けもあり出展できた東京オートサロンについて発表。2020年は郷田鈑金50周年を記念し、レース活動をしていた当時のカラーリングを再現したサバンナRX-3を出展。今年はイエローのボディカラーが特徴的なサバンナスポーツワゴン(通称:サバゴン)を出展した際の様子をスライドで説明しながら紹介。当編集部でも2020年と今年の2度に渡り、現地で出展車両を取材させて頂いているが、会場での注目度が高く、多くの人がシャッターを切る姿が印象的だったことを覚えている。カスタムチューニング界、特にロータリーエンジンのチューニングにおいてカリスマ的な存在の“雨さん”こと、雨宮氏はこれまでの経歴を振り返りながら「もともとは鈑金塗装業でしたが、マツダのロータリーエンジンに憧れ、徐々に鈑金からエンジン、カスタム、ドレスアップへと転向しました。基本的にはマツダ専門ですが、様々なクルマをカスタムしてレースなどにも参戦し、GT300では2006年シリーズで総合クラス1位になることができました」と、変わらぬロータリー愛を語った上で「クルマは早く走らなければダメなのと、カスタムしたクルマはしっかりナンバーを取る(公認車検を通す)ということが大事なのではないでしょうか」と雨さんらしいこだわりも見せた。セミナーの本題であるレストアの今後については、まず山本氏がマツダの「CLASSIC MAZDA」について紹介。マツダがクルマ作りをする上で、社会にどのような貢献をするのかという社会的意義を示さなければならないという中で、マツダの車を愛するお客様の心に向き合い、新しいクルマだけではなく古いクルマも大切にできる社会を育みたい。ずっと乗り続けていただけるサービスを提供する自動車メーカーとして、NAロードスターについてはレストア、復刻パーツ、パーツ情報サービスの提供、FC/FDのRX-7については復刻パーツの提供を開始したことを述べ、2017年12月から受付を開始したNAロードスターのレストアの実績が現在10台となったことを報告。現在11台目を作業中である旨も併せて説明があった。また、復刻パーツの種類については310部品ほどで、ガラスガイドローラー、タイヤ、ブレーキキャリパーピストン、ラベルセット、幌、フロアマットなどが売れ筋だという。この中にはサプライヤーの支援を経て復刻した部品も多くあるとのことで、協力したサプライヤーに山本氏が強く感謝を伝えられていたのが印象的だった。
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