AWSジャパンがソフトウェア企業やエンタープライズ企業のSaaS事業を支援する、日本独自の新たな施策を打ち出した。この動きから、今後デジタル化がますます進む日本企業の針路を考察する。
「SaaS をはじめる:Migrate to AWS」: パッケージでの提供からSaaS での事業への移行フェーズだ。パッケージソフトウエアを保有し、SaaS移行を検討している企業向けのプログラム。これによりSaaSを始めることができる「SaaSビジネスを拡大する:Scale with AWS」: SaaS販売のマーケットプレイスである「AWS Marketplace」の活用や、海外進出を支援する「AWS Global
Passport」のプログラムを提供するこのプログラムの内容を3つのフェーズの流れに沿って記したのが、図2だ。佐藤氏によると、「まずSaaSを企画し、クラウドへ移行するフェーズから、設計、構築、そして改善、強化、最終的にはスケーリングできるGo-to-Market戦略まで、SaaS事業を行う企業の課題解決に必要な支援を提供していく。支援の中には、SaaS事業を始める際に行うシステムの移行だったり、その後のモダナイゼーションにおいて発生するコストを支援したりするクレジットプログラムもある。また、コミュニティ活動の例としてはSaaS事業に関わる、ビジネスと技術に関わる情報をまとめてインプットできる集合研修『SaaS Boot Camp』やCPO(最高製品責任者)向けの『AWS CPO Forum』 などを開催する」とのことだ。
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