4日午前の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)がバブル期の1989年12月18日につけた2886.50を一時上回り、最高値を更新した。専門家の見方は以下の通り。
アイテム 1 の 2 7月4日午前の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)がバブル期の1989年12月18日につけた2886.50を一時上回り、最高値を更新した。都内で2月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)7月4日午前の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)がバブル期の1989年12月18日につけた2886.50を一時上回り、最高値を更新した。都内で2月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)◎デフレ脱却への第一歩、当面はTOPIX優位
PBR(株価純資産倍率)改善、TOPIX定期入れ替えといった東証改革も奏功している。かつては企業努力とは関係なく東証1部(現プライム市場)の上場企業はすべてTOPIX構成銘柄となっていたが、これからは入れ替え制になり銘柄数は1200程度に絞り込まれる。企業価値の向上、成長とリターンといった資本市場が本来持つ意味がより意識されるようになる。 目先も底堅い地合いは続くとみている。今月下旬からは企業の決算が発表されるが、内容は悪くないと想定されるので、決算を先取りした買いも入っていそうだ。一方、7―9月には実質賃金がプラスに転じることが予想され、消費回復やデフレ脱却が相場の支援材料となるだろう。
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