米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長は９日、議会上院の銀行委員会で行った証言で、インフレ率はＦＲＢが目標とする２％を依然として上回っているとの認識を示しながらも、ここ数カ月は改善しているとし、一段と良好なデータが増えれば利下げの根拠が強まると述べた。
アイテム 1 の 2 ５月撮影（２０２４年 ロイター/Kevin Lamarque）５月撮影（２０２４年 ロイター/Kevin Lamarque）
［９日 ロイター］ - パウエルＦＲＢ議長は年内の利下げ実施を巡る議論を明らかに活発化させており、こうしたことは市場にも受け入れられるだろう。何も変わりはない。ＦＲＢは利下げに近づいている。 ９月に利下げが実施され、１２月に追加利下げが行われると予想している。雇用を削減している大企業もあるが、労働市場が問題になるとは考えていない。インフレが低下していることが重要で、今週発表される経済指標で一段の証拠が得られるはずだ。
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