鵡川、5年ぶり地区突破!滝谷選手の活躍が光る

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鵡川、5年ぶり地区突破!滝谷選手の活躍が光る
鵡川高校野球滝谷壮太選手代表決定戦
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室蘭、札幌、北見、釧路地区で行われた代表決定戦で、鵡川は苫小牧中央に4-0で勝利し、5年ぶりに地区を突破しました。 2点リードで迎えた6回2死満塁の場面で、礼文島出身の滝谷壮太選手(2年)がダメ押しの2点適時二塁打を放ち、チームを勝利に導きました。

鵡川・滝谷が勝負を決定づけた。2点リードで迎えた6回2死満塁。代打で起用され「ここで打ったらダメ押しだな」と外角寄りの直球をフルスイング。礼文島から駆けつけた父の前で左中間を真っ二つに割る2点適時二塁打を放ち、塁上で雄たけびを上げた。

人口約2200人の礼文町出身で、礼文船泊中時代は軟式野球部に所属。引退後は毎週船で稚内に通い、軟式チームの宗谷ベースボールクラブでもプレーした。チーム一の努力家で、この日は午前4時45分から素振りをして試合へ。毎日のように早朝から打撃練習を続けてきた成果が実り、就任後初の秋季全道大会出場を決めた小池啓之監督(72)は「朝3時、4時から起きて必ずバットを振ってる子なので、どこかで野球の神様は見てくれている」と褒めたたえた。 5年ぶりに地区を突破し、次に見据えるのは16年ぶりの頂点。22年夏の南北海道大会で駒大苫小牧を破る姿に感銘を受けて進学を決めた背番号18は「目指しているのは全道ではなくて甲子園。一戦一戦勝ち抜いていきたい」と目標を口にした。

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鵡川高校野球 滝谷壮太選手 代表決定戦 秋季全道大会 甲子園

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