阪神大震災から30年、神戸製鋼の選手が「特別な一年」に込める思い

スポーツ ニュース

阪神大震災から30年、神戸製鋼の選手が「特別な一年」に込める思い
阪神大震災神戸製鋼ラグビーリーグワン
  • 📰 sponichiannex
  • ⏱ Reading Time:
  • 30 sec. here
  • 7 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 32%
  • Publisher: 51%

阪神大震災から30年を迎えたのを機に、ラグビーリーグワン神戸の選手らが16日、神戸市中央区の公園「東遊園地」を訪れ「1・17のつどい」のための灯籠に火をともした。7歳の時に震災を経験したSH日和佐篤選手は、復興のシンボルとしてチームのリーグワン初優勝を目標に掲げ、震災の経験を胸に奮起する。

1995年1月17日に発生した 阪神大震災 から、17日で節目の30年になる。 ラグビーリーグワン 神戸の選手らは16日、神戸市中央区の公園「東遊園地」を訪れ「1・17のつどい」のための灯籠に火をともした。SH 日和佐篤 (37)は7歳の時に 阪神大震災 を経験。震災から30年のシーズンを「特別な一年」と位置付け、リーグワン初優勝を目標に掲げる。復興のシンボルとして、決意を示した。

どれだけ時間が過ぎても風化しない記憶がある。神戸市北区出身。7歳の時に震災を経験した。チームの前身、神戸製鋼が日本選手権7連覇を達成した2日後のことだった。当時、二段ベットで就寝中だったが、激しい揺れに恐怖を覚えた。被害が少なかった地域とはいえ、及んだ影響は小さくない。通うラグビースクールの練習場がポートアイランドにあったため、液状化現象で半年間使用不可に。がれきだらけになった街の風景は今も脳裏に焼き付く。 南海トラフ地震の発生も想定される今後。小学6年生の長女、瞳さん(12)と地震について話す機会も増えた。「“とにかく(国道)2号線まで逃げろ”という話はしています。ただ、集合場所など、もっと具体的な話をしていかなければいけません」。幼少期に得た教訓をもとに、家族と対話を重ねていく必要性も感じている。

今季は開幕から3試合連続で先発し、全4試合に出場。19日の浦安戦(ノエスタ)は特別にデザインされたジャージーを着用して戦う。毎年、犠牲者を追悼するイベントでともされる「1・17」などを黒地のジャージーに表現したものだ。特別な一年。復興のシンボルとして、神戸のファンに一つでも多くの勝利を届けたい。「街を代表して戦うことをみんなで共有したい。プレーで、何かを感じてもらえたら本当にうれしい」。強い覚悟を持ってピッチに立つ。(吉仲 博幸)

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

sponichiannex /  🏆 116. in JP

阪神大震災 神戸製鋼 ラグビーリーグワン 日和佐篤 復興

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

阪神大震災から30年、バー店主夫婦の復興物語阪神大震災から30年、バー店主夫婦の復興物語阪神大震災から30年、神戸・三宮のバー「Alco―Hall」を営む夫婦の30年の歩みを追ったエッセーが、朝日新聞夕刊から続く「朝晴れエッセー」で掲載された。
続きを読む »

阪神大震災から30年、神戸のバー夫婦、復興の軌跡をたどる阪神大震災から30年、神戸のバー夫婦、復興の軌跡をたどる神戸・三宮のバー「Alco―Hall(アルコホール)」の夫婦が、阪神大震災から30年、店を再開させ、カウンター越しに街の復興を思う歩みを語っている。30年前、震災で店は全壊したが、夫婦の絆と地域の絆で再建し、現在も営業を続けている。
続きを読む »

阪神大震災から30年 エイサーで被災者を鼓舞阪神大震災から30年 エイサーで被災者を鼓舞兵庫県尼崎市のエイサー団体「琉鼓会」は、間もなく発生から30年となる阪神・淡路大震災を機に、太鼓を通して被災者の心を鼓舞し続けています。初代会長を務めた比嘉純也さんは、当時、被災地で慰問公演を重ね、多くの被災者に元気を与えました。現在も、2代目会長となった義弟の智樹さんも、太鼓を通して被災者を支え続けています。
続きを読む »

阪神大震災から30年 新納慎也、あの時の傷と今の思い阪神大震災から30年 新納慎也、あの時の傷と今の思い俳優新納慎也さん(49)は阪神大震災当時、学生で大阪の下宿から神戸の実家へ。電車が不通となった線路を歩き、たどり着いた故郷。あの日の神戸と後に自覚する傷、今の思いを語る。
続きを読む »

阪神大震災から30年、耐震化の重要性を再認識阪神大震災から30年、耐震化の重要性を再認識阪神大震災後のアンケート調査から、旧建築基準法に基づく建物は耐震性に劣り、多くの被害をもたらしたことが明らかになった。能登半島地震を契機に、地方における耐震化の遅れと都市と地方の格差が浮き彫りとなった。国は耐震化率向上を目標に掲げているが、高齢者層が多い地域では、費用や能力面から耐震化を諦めざるを得ないケースも少なくない。
続きを読む »

阪神大震災から30年:神戸の復興と記憶阪神大震災から30年:神戸の復興と記憶阪神大震災から30年が経過しました。神戸市を中心とした復興の様子と、震災当時の記憶を伝えるニュースです。
続きを読む »



Render Time: 2025-02-19 04:39:29