■室内空間の拡大と燃費改良で軽ハイトワゴンの魅力をアップした4代目 2008(平成20)年9月25日、軽ハイトワゴンのパイオニアで爆発的な人気… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
車両価格は90.8万~146.7万円。4代目ワゴンRも2011年まで軽自動車販売トップの座を堅持。当時の大卒の初任給は、19.9万円(現在は約23万円)程度なので、単純計では現在の価値で105万~170万円に相当する。ワゴンRは、1998年のデビュー以降、2008年まで登録車を含めた全乗用車のなかで販売トップを独走。2009年に、3代目「プリウス」にトップの座は奪われたが、軽自動車としては2011年までトップの座を堅守した。その間、2001年に150万台、2008年に300万台の累計販売台数を達成した。2012年に軽トップの座を奪ったのは、2011年にホンダからデビューした、さらに背の高いスーパーハイトワゴンの「N-BOX」である。ボクシーなフォルムに便利な両側スライドドアを装備し、何よりも最大の特徴は圧倒的な室内の広さだった。
これを実現できたのは、燃料タンクを運転席の下側に配置するホンダ独自の“センタータンクレイアウト“であり、これにより、大人4人がくつろげるスペース、特に後席は余裕のスペースが確保された。さらに、多彩なシートアレンジと荷室空間によるユーティリティの高さも評価され、爆発的なヒットにつながったのだ。以降、ワゴンRは「N-BOX」をはじめ、同じくスーパーハイトワゴンのダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」には及ばなくなったが、それでもベスト10圏内に食い込む健闘を続けている。現在、ハイトワゴンとスーパーハイトワゴンが軽乗用車の7割を超えるシェアを誇っている。ワゴンRは、デビュー当時は革命児のような存在だったが、今はそのスタイルがスタンダードになっている。大げさでなく、軽自動車の歴史を変えたクルマなのだ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
軽自動車の革命車、スズキ「ワゴンR」。軽ハイトワゴンのパイオニアは79.8万円でデビュー【今日は何の日?9月3日】■軽の常識を変えた軽ハイトワゴンというジャンルを開拓 1993(平成5)年9月3日、スズキから軽のハイトワゴンという新しいジャンルを開拓した… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »
ホンダ“ワンダー”「シビック」、1.5Lハッチバックが99.8万円~登場【今日は何の日?9月23日】■3代目シビックの先陣を切りハッチバックが登場 1983(昭和58)年9月23日、ホンダの3代目「シビック」、愛称ワンダーシビックの3ドアハッチ… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »
Jムーバー第2弾、ホンダSUV「HR-V」が129.8万円~デビュー【今日は何の日?9月22日】■コンパクトなクロスオーバーSUVの先駆けHR-V 1998(平成10)年9月22日、ホンダから若者をターゲットにしたスタイリッシュなコンパクトSUV… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »
スズキ「カルタス」2代目が超お買い得価格な69.6万円~でデビュー、GTiはスイフポの先祖【今日は何の日?9月14日】■2代目カルタスは日本市場を重視しスズキ主導で開発 1988(昭和63)年9月14日、スズキとGMの共同開発で誕生した世界戦略車「カルタス」の2… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »
100万円以下から4WDの走りを楽しむなら、この3台でどうでしょう!?3代目 JB43型 スズキ ジムニーシエラ(2002-2018年)~これぞ王道、世界に誇れる日本の4WD 中古車価格帯:68-213万円 平均中古車価格:140.5万… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »
軽の革命車、スズキ「ワゴンR」は今や軽のスタンダード、その功績とは?【歴史に残るクルマと技術060】軽自動車の黎明期をけん引した3台の名車 ・スバル360(1958年~)軽自動車普及の立役者は、日本初の国民車であるスバル(当時は、富士重工… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »