20日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ39銭円安・ドル高の1ドル=146円47〜49銭で推移している。日米株式相場の上昇を受けて、投資家のリスク選好姿勢が強まりやすくなっているとの受け止め方が広がった。低金利通貨である円に対しては売りが優勢だった。円相場は午後に一時147円34銭近辺まで下げ幅を拡大した。米景気の減速懸念が後退し、19日の米株式市場では
20日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ39銭円安・ドル高の1ドル=146円47〜49銭で推移している。日米株式相場の上昇を受けて、投資家のリスク選好姿勢が強まりやすくなっているとの受け止め方が広がった。低金利通貨である円に対しては売りが優勢だった。
円相場は午後に一時147円34銭近辺まで下げ幅を拡大した。米景気の減速懸念が後退し、19日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要株価指数が軒並み上昇した。20日の東京株式市場でも、日経平均株価が前日比で800円超上昇する場面があるなど堅調に推移し、円売り・ドル買いの勢いが強まった。 一方で円は10時過ぎに一時145円86銭近辺をつけるなど、上昇に転じる場面もあった。輸出企業など国内実需筋による円買い・ドル売り観測が支えとなった。中国人民銀行(中央銀行)が20日、事実上の政策金利と位置付けられる最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)1年物を据え置くと発表し、対ドルで人民元高が進んだ。ドルを売る動きが円に対して波及した点も円相場を押し上げた。ユーロは対ドルで続伸した。17時時点は同0.0045ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1087〜88ドルで推移している。
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