16日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに大幅反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円82銭の円安・ドル高の1ドル=149円03〜05銭で推移している。米景気後退への警戒感が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退した。前日の米長期金利の上昇で日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢だった。15日発表の7月の米小売売上高が市場予想を上回り、週間の米新規失業保
16日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに大幅反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円82銭の円安・ドル高の1ドル=149円03〜05銭で推移している。米景気後退への警戒感が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退した。前日の米長期金利の上昇で日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢だった。
15日発表の7月の米小売売上高が市場予想を上回り、週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を下回った。米景気後退(リセッション)を巡る懸念が後退し、FRBが9月に大幅な利下げに踏み切るとの織り込みが退潮した。16日の日経平均株価は前日比1336円高と今年2番目の上げ幅となり、投資家心理が改善するなかで「低リスク通貨」とされる円の売りが優勢だった。円は対ユーロで大幅反落した。17時時点では同1円59銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=163円72〜75銭で推移している。対ドルでの円売りが波及した。ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反落した。17時時点は同0.0028ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0985〜86ドルで推移している。米長期金利の上昇でユーロに対してもドル買いが優勢になった。
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