外為12時 円相場が上昇 149円台半ば 米景気懸念で

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外為12時 円相場が上昇 149円台半ば 米景気懸念で
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2日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=149円56〜58銭と前日17時時点と比べて29銭の円高・ドル安だった。朝方には148円85銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。米景気の減速懸念が強まり日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。日経平均株価が急落したのも「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。1日発表された週間の米新規失業保険申請件数は市場

2日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=149円56〜58銭と前日17時時点と比べて29銭の円高・ドル安だった。朝方には148円85銭近辺まで上げ幅を広げる場面があった。米景気の減速懸念が強まり日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢だった。日経平均株価が急落したのも「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。

1日発表された週間の米新規失業保険申請件数は市場予想を上回って増加。7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想を大きく下回り、米景気や雇用の腰折れが懸念された。1日には米長期金利が約半年ぶりの水準に低下。一部では米連邦準備理事会(FRB)による利下げの幅やペースが速まったりするとの思惑がくすぶり、円買い・ドル売りを後押しした。 米景気懸念から1日は主要な米株価指数が下落したほか、2日午前の東京株式市場では日経平均が一時2000円あまり急落した。リスクオフ(回避)ムードが強まるなか、投資家の余力低下で低金利の円を売って高金利のドルを買う「円キャリー」取引が巻き戻されるとの見方も円相場を押し上げた。

もっとも、円相場は149円76銭近辺まで伸び悩む場面があった。市場では「月初とあって新NISA(少額投資非課税制度)の積み増しに絡む円売り・ドル買いが持ち込まれやすい」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。10時前の中値決済に向け、輸入企業を含めてドルを安値で調達したい国内実需筋が円売り・ドル買いを活発にしたとの観測が円相場の上値を抑えた。 円は対ユーロでも上昇し、12時時点は1ユーロ=161円39〜42銭と、同47銭の円高・ユーロ安だった。9時すぎには一時160円65銭近辺と、3月12日以来およそ4カ月半ぶりの円高・ユーロ安水準をつけた。

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