一部改良を受けたロールス・ロイスの「ゴースト・シリーズⅡ」に、南フランスで『GQ JAPAN』のライフスタイルエディター、イナガキが乗った! まずは標準モデルのリポートから。
内外装の美しき変貌 ロールス・ロイスのゴーストが、シリーズⅡにアップデートした。内外装のリファインが中心だが、ハンドルを握ると、パワートレインなどにも手が加わったのではないか? と、思うほど洗練されていた。 試乗会場となったワイナリー「シャトー・ラ・コスト」には、色とりどりの新型ゴースト・シリーズⅡが並んでいた。ここは、南仏のエクス・アン・プロヴァンスとリュベロン国立公園のちょうど中間に位置しており、200ヘクタールの広大な敷地内には、130ヘクタールのブドウ畑や安藤忠雄設計のギャラリーやレストラン、ホテルを併設。そして、著名な芸術家が手掛けたアート作品が点在する。...
マジック・カーペット・ライド“と謳う乗り心地は、その言葉どおりで、大小さまざまな凹凸をきれいに慣らしていくかのようだ。厚みのあるシート、カーペットと相まって身体に振動はほとんど伝わらない。実に快適だ。 ちなみに筆者は、動く車内でノートパソコンのタイピングをすると早々に車酔いに襲われるが、ゴーストでは皆無。しばし、仕事に打ち込めたほど極上の乗り心地だった。 ブドウ畑や美しい建物、オブジェを眺めながらいざ郊外路へ。いくつものカーブが続く道でも、新型ゴースト・シリーズⅡは大きく揺さぶられることなく進む。電子制御式の「プラナー・サスペンション・システム」や、カメラで前方の道路を読み取り、路面の変化に合わせてサスペンション制御を可変する「フラッグベアラー・システム」、GPSデータをもとにカーブの曲率に応じた最適なギヤを選択する「サテライト・エイデッド・トランスミッション」などが実に良い仕事をし、まるで大型客船の如くゆったりと進む。...
ロールス・ロイス ゴースト / Rolls-Royce Ghost ロールス・ロイス 新型 ロールス・ロイス 試乗 高級車 / High Quality Car Kuniyasu Inagaki
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