今日8日(月)の夜は、広い範囲で国際宇宙ステーション(ISS)/「きぼう」を見られるチャンスです。時刻や観測のポイント、今夜の天気をまとめました。
ISSは自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝いています。地上からISSを見るための条件は、①晴れていること②自分の上空をISSが通過すること③地上は夜でISSがいる上空が昼であること。ISSは上空400kmにあることから、夕方に地上で日が落ちてからもしばらく太陽に照らされています。地上からはこの光の反射を追うことで、観測をすることができます。トップの図は、今日8日の「国際宇宙ステーションきぼう」が見え始める時刻と、最大仰角時の方角です。20時36分頃から観察のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは6分程度です。
通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、なるべく視野を広くして探すことがコツです。明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。晴れている地域の方々は、空を見上げて「きぼう」を探してみてはいかがでしょうか。
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