太平洋側の猛暑は一旦明日9日までの見込みです。またこの先、11日頃にかけて、北日本から西日本にかけての日本海側では、前線による大雨に警戒が必要です。その後も雨の降りやすい天気が続くでしょう。
明日9日は、梅雨前線が日本海から東北南部にかけて停滞するでしょう。前線に向かって南から湿った空気が流れ込む見込みです。東北、北陸を中心に雨が降りやすいでしょう。局地的に激しい雨や雷雨となりそうです。今日8日に続き、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒をしてください。一方、北海道と関東、近畿、九州はおおむね晴れるでしょう。東京や名古屋では最高気温が35℃以上の猛暑日が予想されています。暑さにも引き続き警戒してください。また、急な雨や雷雨に注意が必要です。
明後日10日も、引き続き、本州付近に前線が停滞するでしょう。北海道は晴れ間が出ますが、東北から九州は11日にかけて、雨の降る所が多く、日本海側を中心に警報が出るほどの大雨となる恐れもあります。今後の情報にご注意ください。 12日になると北海道と、東北、北陸も天気が回復して晴れる見込みです。関東から九州は雨が降りやすいでしょう。13日も北海道は大体晴れますが、北陸と関東から九州は曇りや雨となりそうです。14日と15日も北海道は大体晴れるものの、東北から九州は梅雨空となるでしょう。16日以降は、北海道は晴れ間が出る日もありますが、雲の多い日が続くでしょう。北陸は16日と17日は晴れ間が出ますが、18日以降はしばらく雨の降る日が続く見込みです。東北から九州は雨の日が多いですが、18日以降は晴れ間の出る所もあるでしょう。九州から東北の梅雨明けも気になる所ですが、7月4日に日本気象協会が発表した梅雨明け予想によると、九州は20日頃、関東甲信などは22日の予想となっています。まだしばらく梅雨の時期が続きそうですが、梅雨の末期は大雨になることが多いため、今後も大雨には警戒が必要です。
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