巨人の若手選手の今を伝える「From G」。第9回は、7月に育成選手契約を結んだ台湾出身の黄錦豪(ファン・ジンハオ)投手(18)。身長184センチの細身の体形からキレのある直球、スライダーなどを操り
、メジャー球団からも注目されていた有望株。「戸郷選手のようになりたい」と理想を掲げる左腕が、入団後のチームや日本の野球の印象を語った。また、三沢3軍投手チーフコーチが黄の特長や今後の育成プランを明かした。(取材・編集=小島 和之)「日本と台湾で生活は、ほとんど同じ感覚です。日本は食事の時にマナーがたくさんあるな、とは感じますが、驚きなどはなかったです。台湾にいる時から日本食では豚骨ラーメンが好きでしたが、まだ寮では出てないですね(笑い)」
球団が将来の左のエース候補として期待を寄せる有望株。しなやかな腕の振りから投げ込む145キロ前後の直球を武器に、台湾の名門・平鎮高を6月に卒業したばかりだ。メジャー球団も熱視線を送る中、巨人でのプレーを選択した。 「ジャイアンツはとても強いチームで、チームワークがとてもしっかりしている印象がありました。高校3年生の時にはプロの世界に行けるとは思っていなかったので、オファーがあった時には驚きがありました。日本の野球のタイプが好きでもありましたし、台湾で学んできた野球とも似ている部分が多くあり、慣れていけると感じていました」「戸郷選手のようになりたい。自分が高校生の頃から戸郷選手のことは知っていましたし、投球がとても安定しています。日本に来てから少し話をさせていただく機会があり、日本と台湾の野球や天気の違いについて話をしました。トレーニング時の姿や、真面目で強いメンタルを見ていて、とても格好いいと感じます」「期待に応えようと一生懸命に練習をしていますが、ジャイアンツには優れた選手が多いので、少しだけプレッシャーも感じています。千葉や園田は台湾の同年代の選手に比べて、練習に取り組む姿勢がすごく真面目だと感じます」「スライダーは左打者に対して勝負する時によく使っています。右打者にはチェンジアップがありますが、たまに直球のようになってしまう時があります(笑い)」グラウンドを離れれば普通の18歳。ゲームが趣
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「見栄えよりも結果」ヤクルト20年ドラ1慶応ボーイが目指す鉄腕ロード「ランナー出しても0点で帰る」各担当記者の推し選手を紹介する「推しえて」第9回は、ヤクルト・木沢尚文投手(26)。今季はここまで44試合(16日時点)に登板し、プロ初セーブを挙げるなど3勝2敗、16ホールド、5セーブをマーク。3
続きを読む »
4月に左肘手術、8月実戦復帰目指す巨人27歳オールドルーキー「インパクト残す」西舘ら同期に刺激巨人の若手選手の今を伝える「From G」。第8回はドラフト2位・森田駿哉投手(27)=ホンダ鈴鹿=。4月下旬に左肘関節鏡視下クリーニング術を受けた左腕は、リハビリ期間に食生活の改善にも取り組み、7
続きを読む »
「一番自分が…」巨人新加入!台湾出身の18歳左腕がお披露目 育成契約の原石が日本挑戦を決断した理由巨人の育成左腕で台湾出身の黄錦豪(ファン・ジンハオ)投手(18)が6日、G球場で入団会見を行い、“エース超え”を目標に掲げた。平鎮(ピンチェン)高を6月に卒業したばかりの有望株。憧れの選手は戸郷とい
続きを読む »
【巨人】最速159キロ、カットボールも150キロ超の育成剛腕 坂本がデッドリフトの重さに驚いた背筋力巨人の若手選手の今を伝える「From G」。第7回は育成の田村朋輝投手(20)。高卒2年目の今季、5月に自己最速159キロを計測した剛腕は「1年間160キロを投げ続ける」ことを目標に、下半身強化やフ
続きを読む »
【イタリアのデザイン・ラボラトリー】GFGレール…あのジウジアーロによる鉄道車両デザインイタリアを拠点に輸送機器のデザインに携わる企業・人物を紹介する本企画。第9回は「GFGレール」を紹介する。自動車デザインで長年活躍を続けてきたジョルジェット&ファブリツィオ・ジウジアーロ親子が主宰する鉄道車両専門のデザインスタジオである。
続きを読む »
巨人 台湾の18歳逸材左腕を獲得へ メジャーとの争奪戦制した巨人が台湾の逸材左腕・ファン錦豪(ファン・ジンハオ)投手(18)の獲得に向けた最終段階に入っていることが19日、分かった。台湾の名門・平鎮高校を今月卒業したばかりで、メジャー球団も熱視線を送る超有望
続きを読む »