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【高校野球】ノーシードの浜松開誠館が2年ぶり夏の甲子園へ向けチーム改革…静岡県大会7・5初戦「ラストアオハル」…話題校紹介

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【高校野球】ノーシードの浜松開誠館が2年ぶり夏の甲子園へ向けチーム改革…静岡県大会7・5初戦「ラストアオハル」…話題校紹介
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2023年夏の甲子園出場校・浜松開誠館は今春、県予選の初戦で敗退した。それまでの“フルスイング野球”から、走力を生かした戦い方にモデルチェンジ。その象徴が元大相撲力士を父に持つ187センチのスラッガ

2023年夏の甲子園出場校・浜松開誠館は今春、県予選の初戦で敗退した。それまでの“フルスイング野球”から、走力を生かした戦い方にモデルチェンジ。その象徴が元大相撲力士を父に持つ187センチのスラッガー・重村昌也右翼手(3年)で、ノーシードから2年ぶりの優勝を誓った。 2年前の夏に甲子園切符をつかんだ浜松開誠館が苦しんでいた。昨夏は初戦で常葉大菊川に3―11で敗れた。秋は県大会に進んだが、2回戦で日大三島に0―11の5回コールド負け。予選1回戦で磐田南と対戦した今春は、最終的に県4強と躍進した相手に0―7で7回コールド負けを喫した。佐野心監督(58)は「走塁で得点を狙う野球に変える」と決断した。 23年夏の県大会は6試合で36得点。東海大静岡翔洋との決勝は12―8で制し、まさに打のチームだった。反発力を抑えた新基準バットが導入された昨春以降は全国的に「投高打低」の傾向にあり、スタイルを転換した。「フルスイング野球をやろうとしてきている選手たちなので、どうにも打撃に思考がいきがち」。あえて4月は打撃練習を行わずに守備練習を徹底し、5月に入ってから実戦形式と紅白戦を重ねた。 この改革の象徴が重村だ。父・博久さん(58)は大相撲で元十両の重ノ海。187センチと恵まれた体格を生かし、高校通算20本塁打を放っている。ただ、今は指揮官から50メートル6秒0の足を生かすように伝えられた。「ミート力が課題。状況に応じて長打も狙うがバント、ゴロ打ちで足を絡めた方が点につながる。二塁打を打つのも、単打から盗塁するのも同じなので」。上位打線は俊足選手を並べており、重村も今春までの7番から2番に昇格した。 5月下旬、春季東海大会で4強入りした岐阜城北との練習試合では3打数3安打で、そのうち2本はセーフティーバント。逆転負けしたものの「振っていく野球よりも得点力が上がっている。もっと練習を重ねていったら」と手応えを口にした。ノーシードから険しい道が続く夏。「監督から『まずベスト16を目指そう』と言われています。そこから勝ちがつながっていけば甲子園にいけると思っています」。苦しみを乗り越えて強豪校としてのプライドを取り戻す。(伊藤 明日香).

2023年夏の甲子園出場校・浜松開誠館は今春、県予選の初戦で敗退した。それまでの“フルスイング野球”から、走力を生かした戦い方にモデルチェンジ。その象徴が元大相撲力士を父に持つ187センチのスラッガー・重村昌也右翼手(3年)で、ノーシードから2年ぶりの優勝を誓った。 2年前の夏に甲子園切符をつかんだ浜松開誠館が苦しんでいた。昨夏は初戦で常葉大菊川に3―11で敗れた。秋は県大会に進んだが、2回戦で日大三島に0―11の5回コールド負け。予選1回戦で磐田南と対戦した今春は、最終的に県4強と躍進した相手に0―7で7回コールド負けを喫した。佐野心監督(58)は「走塁で得点を狙う野球に変える」と決断した。 23年夏の県大会は6試合で36得点。東海大静岡翔洋との決勝は12―8で制し、まさに打のチームだった。反発力を抑えた新基準バットが導入された昨春以降は全国的に「投高打低」の傾向にあり、スタイルを転換した。「フルスイング野球をやろうとしてきている選手たちなので、どうにも打撃に思考がいきがち」。あえて4月は打撃練習を行わずに守備練習を徹底し、5月に入ってから実戦形式と紅白戦を重ねた。 この改革の象徴が重村だ。父・博久さん(58)は大相撲で元十両の重ノ海。187センチと恵まれた体格を生かし、高校通算20本塁打を放っている。ただ、今は指揮官から50メートル6秒0の足を生かすように伝えられた。「ミート力が課題。状況に応じて長打も狙うがバント、ゴロ打ちで足を絡めた方が点につながる。二塁打を打つのも、単打から盗塁するのも同じなので」。上位打線は俊足選手を並べており、重村も今春までの7番から2番に昇格した。 5月下旬、春季東海大会で4強入りした岐阜城北との練習試合では3打数3安打で、そのうち2本はセーフティーバント。逆転負けしたものの「振っていく野球よりも得点力が上がっている。もっと練習を重ねていったら」と手応えを口にした。ノーシードから険しい道が続く夏。「監督から『まずベスト16を目指そう』と言われています。そこから勝ちがつながっていけば甲子園にいけると思っています」。苦しみを乗り越えて強豪校としてのプライドを取り戻す。(伊藤 明日香)

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