スズキのコンパクトハッチバック「スイフト」がフルモデルチェンジ。メカニズムの目玉は新開発の1.2リッター3気筒エンジンだが、燃費性能が改善した一方で、パワーとトルクは先代モデルよりもちょっぴりダウンしている。果たしてドライブした印象は?
試乗車が新型スズキ・スイフトと聞いて喜んだが、トランスミッションがCVTと知って少し落胆。せっかくならマニュアルに乗りたいと思ったのだ。悪い癖である。スイフトはスポーティー、だからワインディングロードに持ち込んでキビキビ走りたい――なんだか短絡的で、パブロフの犬のようだ。
「普通にいい」というのは、現在ではほめ言葉である。以前はマイナスのニュアンスがあったが、21世紀になってから意味合いが変わったらしい。普通であることが「欠点がない」というように受け止められ、広く評価されることから「すごく」「とても」という強調の用法が生まれていったようだ。新型スイフトが「普通にいい」と評されれば、開発陣の意図は成功したことになる。 パワートレインを一新したのは普通ではない。新開発の1.2リッター直列3気筒エンジンを採用している。エントリーグレード以外にはISG(モーター機能付き発電機)とリチウムイオンバッテリーが組み合わされていて、加速をアシストするとともに燃費向上にも貢献。エンジン本体も燃費性能を重視していて、WLTCモード燃費は24.5km/リッターとなっている。
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