IDC Japanは、9月9日に2024年第2四半期(4~6月)の国内携帯電話/スマホ市場実績値を発表。合計出荷台数は前年同期比5.6%減の690万台と、700万台を下回ったのは2020年第3四半期以来となった。
従来型携帯電話とスマートフォンの合計出荷台数は、前年同期比5.6%減の690万台。スマートフォンの出荷は685万台と前年同期比5.5%減で、700万台を下回ったのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を強く受けた2020年第3四半期以来となる。またiPhoneは以前の出荷水準に戻りつつある一方、 Android 系の需要回復が遅れているという。
スマートフォン出荷台数をベンダー別で見ると、Appleが前年比8.6%増の361万台(シェア52.4%)でトップ、2位は74万台(同10.8%)のシャープ、3位は58万台(同8.5%)のGoogle、4位は49万台(同7.2%)のXiaomi、同49万台(同7.2%)のサムスン電子となった。 Appleは2023年第2四半期が非常に低い出荷水準であったため、361万台でも対前年比大幅増となっている。一方、3位のGoogleは対前年比47.7%減だが60万台弱という出荷量は低い水準ではなく、2位のシャープは対前年比58.6%増になった。 Xiaomiは対前年比464.4%増で、中国系グローバルベンダーが国内市場でトップ5にランクインするのは2018年第2四半期のHuawei以来となる。サムスン電子も対前年比15.5%減だが約50万台という出荷数は国内市場では少ない出荷量ではなく、販売価格の平均値は大きく上昇している。
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