TOPPANエッジは3月29日、スマホで撮影した写真をAIによる自動品質チェックで高品質な証明写真に加工し、コンビニでプリントできるサービス「スマートコンフォト」の提供を開始した。
日本フォトイメージング協会が発表した「23年フォトイメージング市場動向」によると、証明写真機、写真店、コンビニプリントサービスを合計した22年度時点の証明写真市場は約960億円。20年度はコロナ禍の影響で減少したが、その後はマイナンバーカードの普及促進を背景に、証明写真の需要は増加傾向にあるという。証明写真市場において最もシェアの高い証明写真機は、高機能かつ高品質な写真を撮影できるメリットがある。一方で1枚当たりの金額が高く、設置場所も限られているため利用者にとって利便性が低く、管理者にとってもメンテナンスや設置のための諸経費などが負荷になっている。
スマホで撮影した写真をコンビニでプリントするサービスは各社が提供しており利用も増加傾向にあるが、ユーザー自身で品質を確認する手間が発生していた。同時に、企業・団体での証明写真の審査業務においては、マスクの着用や、スマホ上での過度な加工などにより、多くの差し戻しや再申請が発生していた。 そこでTOPPANエッジは、長年培ってきたIDカードにおける顔写真収集や顔認証技術を活用して「スマートコンフォト」を開発。スマ-トフォンの写真だけで、証明写真機の約4分の1の価格で、高品質な証明写真を作成できるとしている。
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