NY商品、原油続落 米国の供給減観測の後退で 金は反発

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NY商品、原油続落 米国の供給減観測の後退で 金は反発
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【NQNニューヨーク=戸部実華】9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比0.92ドル(1.1%)安の1バレル81.41ドルで取引を終えた。前日にテキサス州に上陸したハリケーン「ベリル」の石油生産への影響は限られたとの観測が広がった。米連邦準備理事会(FRB)が早期の利下げには慎重と

の見方も相場の重荷となった。

ベリルは上陸後に熱帯低気圧となったものの、テキサス州メキシコ湾岸の石油精製施設の稼働状況などへの影響が懸念されていた。9日には隣接するルイジアナを北上し、石油関連施設への大きな影響は回避されたとの観測が広がった。主要な輸出拠点であるコーパス・クリスティ港では「目立った影響は報告されていない」との声明が公表された。供給が減るとの観測が後退し、売りを誘った。 FRBのパウエル議長は9日、米上院銀行委員会で証言に臨んだ。インフレ鈍化の進展に評価を示しつつ「さらなる良いデータが得られれば、インフレ率が2%に向かって持続的に低下するという自信が深まる」と話した。半面、早期の政策転換に慎重な姿勢を崩していないとの受け止めもあり「原油先物相場にとってはベアリッシュ(弱気)に映った」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)との声が聞かれた。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比4.4ドル(0.2%)高の1トロイオンス2367.9ドルで取引を終えた。11日に6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、持ち高調整の買いが優勢になった。もっとも、米長期金利が上昇(債券価格は下落)し、金利の付かない資産である金の先物の上値を抑えた。ドル高もドルの代替投資先とされる金先物の相場の重荷となった。

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