【NQNニューヨーク=稲場三奈】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比1円35銭円高・ドル安の1ドル=145円20〜30銭で取引を終えた。米利下げ観測を背景に、引き続き円買い・ドル売りが優勢だった。日米金利差の縮小も円相場の支えだった。ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は20日、「インフレが目標の2%に向かっていることを今後のデータが引き続き示すようなら、金融政策が
【NQNニューヨーク=稲場三奈】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、前日比1円35銭円高・ドル安の1ドル=145円20〜30銭で取引を終えた。米利下げ観測を背景に、引き続き円買い・ドル売りが優勢だった。日米金利差の縮小も円相場の支えだった。 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は20日、「インフレが目標の2%に向かっていることを今後のデータが引き続き示すようなら、金融政策が経済活動と雇用に対し過度に制限的になるのを防ぐために政策金利を段階的に引き下げるのが適切になる」と語った。 米国外でもインフレが落ち着き、各国中央銀行が利下げに動いていることも米利下げ観測を強め、対円でのドル売りに波及した。スウェーデンのリクスバンク(中銀)は20日に政策金利を引き下げ、ペースを速める考えを示した。同日発表のカナダの7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比の伸びが6月から鈍化。カナダ銀行(中銀)が一段の利下げをしやすくなるとの見方につながった。 20日にフィラデルフィア連銀が公表した8月の非製造業景況指数はマイナス25.
1と2020年12月以来、およそ3年8カ月ぶりの低水準を付けた。前月(マイナス19.1)からも低下し、円買い・ドル売りを誘った。米債券市場では長期金利が低下し、日米金利差の縮小からも円買い・ドル売りが広がった。 米労働省は21日に雇用統計の年次改定を公表し、これまでに発表した雇用者数が大きく下方修正されるとの観測がある。市場では労働市場が市場の想定以上に軟化していることを示すとの懸念がある一方、データは3月分までであり、相場への影響は限られるとの見方もあった。 カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、23日にはパウエルFRB議長が講演する。市場ではインフレ鈍化を認め、金融緩和に積極的なハト派的発言になるとの見方が優勢だが、「米経済の減速を懸念する姿勢を示すようなら相場の反応が大きくなるだろう」(フォレックス・ライブのアダム・バトン氏)との声が聞かれた。ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0045ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1125〜35ドルで取引を終えた。米利下げ観測を背景に、欧米金利差の縮小でユーロが買われ、ドルが売られた。一時は1.1130ドルと、23年12月下旬以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。
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