欧州中央銀行(ECB)のレーン・フィンランド中銀総裁は、米連邦準備制度の動きとは関係なく、利下げを継続すべきだと主張しました。
欧州中央銀行(ECB)は、米連邦準備制度がどうするかに関係なく、 利下げ を継続するべきだと、政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が述べた。 香港でブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じたレーン氏は、「ディス インフレ が進行中で成長見通しが弱まっているという背景に照らせば、 利下げ 継続が理にかなう」と指摘。「方向性は明らかで、今後入ってくるデータによって 利下げ の規模と速度は決まる」と続けた。で、ブイチッチ・クロアチア国立銀行(中銀)総裁もエコノストリーム・メディアに対し、「ECBは、米連邦準備制度や他の中央銀行に依存しているわけではない」と述べていた。 ECBは2週間半後に次回の政策会合を控えている。エコノミストや投資家は同会合で追加 利下げ があるとみており、年内にはさらに3回の 利下げ が続くと予想されている。一方、米金融当局は追加 利下げ を急がない姿勢だ。
レーン氏は「ECBは冬と春のいつかの時点で、景気抑制的な領域を脱する公算が大きい。私の国、フィンランドでは、それは1月から6月のいつかを意味する」と説明し、「遅くとも夏の半ばまでには、抑制的な領域を抜け出していると言えるだろう」と語った
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