31日早朝の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ドル=153円30〜32銭と前日17時時点と比べて2銭の円高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の大幅利下げ観測を受けて対ユーロでドル安が進み、対円でもドル売りがやや優勢だった。だが、米金利の先高観から円売り・ドル買いも出て相場は方向感に欠けている。欧州連合(EU)統計局が30日発表した7〜9月期のユーロ圏実
31日早朝の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ドル=153円30〜32銭と前日17時時点と比べて2銭の円高・ドル安だった。欧州中央銀行(ECB)の大幅利下げ観測を受けて対ユーロでドル安が進み、対円でもドル売りがやや優勢だった。だが、米金利の先高観から円売り・ドル買いも出て相場は方向感に欠けている。
欧州連合(EU)統計局が30日発表した7〜9月期のユーロ圏実質域内総生産(GDP)速報値は前期比0.4%増と、市場予想(0.2%増)を上回った。7〜9月期はドイツが市場予想に反してプラス成長となったほか、10月の独消費者物価指数(CPI)の伸び率も市場予想を上回った。景気の減速ペースが想定よりも鈍くECBが12月に大幅利下げに動くとの観測が後退し、円やドルに対してユーロが買われた。 30日発表された10月のADP全米雇用リポートでは非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想を大きく上回った。ハリケーンの悪影響が警戒されていたものの、雇用情勢が底堅く米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースは鈍化するとの思惑が広がった。30日に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが出た。
円は対ユーロで下落している。8時30分時点は1ユーロ=166円48〜51銭と、同61銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇し、8時30分時点は1ユーロ=1.0859〜60ドルと同0.0041ドルのユーロ高・ドル安だった。
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