日本の自動車メーカーの逆襲が始まった。電気自動車(EV)での〝出遅れ〟が指摘されるなか、トヨタ自動車などが環境性能を高めた内燃機関(エンジン)の開発を継続すると...
■■掲載えとき■■ (左から)スバルの大崎篤社長、トヨタ自動車の佐藤恒治社長、マツダの毛籠勝弘社長 ■■キャプション■■夕刊フジ写真 マルチパスウェイ ワークショップにてフォトセッションを行うスバルの大崎篤社長、トヨタ自動車の佐藤恒治社長、マツダの毛籠勝弘社長=28日午後、東京都渋谷区日本の自動車メーカーの逆襲が始まった。電気自動車(EV)での〝出遅れ〟が指摘されるなか、トヨタ自動車などが環境性能を高めた内燃機関(エンジン)の開発を継続すると発表した。そしてスマートフォンのように機能を更新できる「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」で、政府は2030年に「世界シェア3割」を目標とし、日本メーカーを後押しする。EVやSDVなどの次世代車では米テスラや中国の比亜迪(BYD)など新興メーカーが先行するが、専門家は「日本勢の勝機はある」と指摘する。
トヨタは、既存のエンジンよりも低燃費で小型化して排気量1・5リットルと2リットルの4気筒エンジンを2機種披露した。出力を落とさず、欧州連合(EU)の厳しい環境規制案「ユーロ7」に対応できるとしている。マツダは、小型で高出力に強みを持つ独自の「ロータリーエンジン」を改良し、あらゆる脱炭素燃料に対応できる長所を生かしたい考え。スバルは、低重心でコンパクトな独自の「水平対向エンジン」を活用した次世代のHVシステムを25年ごろから展開するとした。
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