昭和50(1975)年の東京都知事選で、美濃部亮吉革新都政に挑んだ石原慎太郎さんを追った沢木耕太郎さんのノンフィクション「シジフォスの四十日」に、印象に残る場…
昭和50(1975)年の東京都知事選で、美濃部亮吉革新都政に挑んだ石原慎太郎さんを追った沢木耕太郎さんのノンフィクション「シジフォスの四十日」に、印象に残る場面がある。電車で次の街頭演説の場所に移動する石原さんや弟の裕次郎さんらのグループから会話が漏れてきた。「ハイセイコーは2着でもドラマになるけど、こればっかしは2着になっても仕方がない」
石原さんは3選を目指した美濃部さんに一歩及ばなかった。「太陽の季節」でセンセーショナルに作家デビューし、参院選の全国区で史上最多の票を獲得して政界入りした「時代の寵児(ちょうじ)」にとって、初めての挫折だった。「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言があるが、 この時点では、小池さんはまだ3選出馬を表明しておらず、話題をさらった蓮舫さんはしてやったりだったろう。だが、戦う相手は自民党ではなく小池さんで、訴えるべきは都政の課題である。「7つの約束」という公約を発表したが、具体性に欠け、実績を強調する小池さんの方が説得力があった。
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