スマートフォンの防水性能で見かける「IP65」や「IP68」といった表記。一般に数字が大きいほど上位の等級だと思われがちだが、実はIPX5に対してIPX8は「上位互換」ではない。防水の等級を改めておさらいしておきたい。
スマートフォンによってはIP65、またはIP6X/IPX5と表記されているものがある。これら表記の意味は同じものだ。ちなみに最上位のIPX6は「いかなる方向からの強い水の直接噴流によっても有害な影響を受けない」というもの。実はスマートフォンにおいて、この等級に対応しているものは意外と少ない。続いて、IP等級の第2数字の「7」と「8」について解説する。IPX7は「既定の圧力、時間で水中に沈めても動作に支障のないこと」という意味で使われる。前述までの噴水流ではなく「水没」の試験となるため、他の防水性能を示す数字とは試験内容が異なるのだ。
IP65は完全な防塵性能を持ち、IPX5等級の噴流水に耐えられる意味となる。もちろん、IPX7や8等級を有していないため水没の耐性は保証できない。...
これは水没させて浸水こそしなくとも、シャワーなどの水流が理由で画面が破損する可能性を否定できないのだ。スマートフォンとしての機能を保てないのなら、IPX6以下の試験をパスしていないのも納得だ。折りたたみのディスプレイやヒンジがデリケートなので、防水といってもシャワーをかけることは控えた方がよさそうだGalaxy Z Foldシリーズなどの折りたたみスマホの防水には注意が必要だ
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