自民党内では、党幹部や閣僚を歴任した60代のベテラン議員が意欲を見せているほか、閣僚経験のある40代の議員も総裁候補とし…
自民党の石破元幹事長は14日訪問先の台湾で記者団に対し、岸田総理大臣が 自民党総裁選 挙に立候補しない意向を表明したことについて「自民党が国民に対してきちんと責任を取るということは、自分が身を引くことだという判断であり、立派な決断だ」と述べました。そのうえで「きょうの大きな情勢の変化は議員の判断に影響を与えるものだと思う。できるだけ同じ志を持つ人に賛同してもらえればありがたい」と述べました。
自民党の茂木幹事長はコメントを発表し「岸田政権はわが国が内外の困難な課題に直面する中、内政、外交両面で確かな実績を残してきた。政治資金や物価高の問題などで厳しい状況に置かれていたことは事実だが、岸田総理大臣が総裁選挙への不出馬を表明されたことは極めて残念だ。総理大臣を退任するという大変重い決断であり、重く受け止めたい」としています。前回・3年前の自民党総裁選挙に立候補した高市経済安全保障担当大臣は、NHKの取材に対し「突然のことで驚いたが、今は来年度・2025年度予算案の概算要求を控えるなど大事な時期だ。しっかり岸田総理大臣をお支えしたい」と述べました。前回・3年前の自民党総裁選挙に立候補した野田・元総務会長はコメントを発表し「まずは心からねぎらいの意を表する。総裁の継続を辞退したことは誰よりも重い責任を取ったということであり率直に評価したい。自民党は政治家として責任を取る潔さや国民政党としてのきょうじを取り戻さなければならず、今なすべき『改革』を国民とともに進めていきたい」としています。
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