米連邦準備制度理事会、金利を0.25ポイント引き下げ

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米連邦準備制度理事会、金利を0.25ポイント引き下げ
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米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定しました。これで3会合連続の利下げとなります。一方で2025年に見込む利下げ回数は従来予想から減少し、引き下げペースを巡り当局者らが慎重姿勢を強めていることが示唆されました。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。これで3会合連続の利下げとなる。一方で2025年に見込む利下げ回数は従来予想から減少し、引き下げペースを巡り当局者らが慎重姿勢を強めていることが示唆された。

今回の利下げにより、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.25-4.5%となった。決定は賛成が11人、反対が1人だった。クリーブランド連銀のハマック総裁が金利の据え置きを主張し、決定に反対票を投じた。 会合後に公表された最新の四半期予測では、25年の利下げについて幾人かの当局者が前回より少ない回数を予想。FOMC参加者の中央値では、FF金利の誘導目標レンジは25年末までに3.75-4%になるとの予測が示された。これは0.25ポイントの利下げが2回実施されることを示唆する。 ブルームバーグが実施した調査では過半数のエコノミストが、FOMC参加者による来年の利下げ予測中央値が3回になると予想していた。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はFOMC会合後の記者会見で、「今回の行動により、われわれは政策金利をピーク時から1ポイント引き下げたことになり、現在の政策スタンスは顕著に景気抑制の度合いが弱まった」と指摘。「よって政策金利のさらなる調整を検討する上で、われわれはより慎重になることが可能だ」と述べた。 FOMCはまた、会合後に公表した声明の文言に若干の調整を加え、FF金利誘導目標レンジに対する「追加的調整の程度とタイミングを検討する上で」、委員会は今後入手するデータや変化する見通し、リスクのバランスを慎重に見極めると記述。従来は「追加的な調整を検討する上で」とだけ記していた。

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