立憲民主党の野田新代表は、新たな執行部人事で、幹事長に小川淳也氏、政務調査会長に重徳和彦氏などを起用することを両院議員総…
幹事長に起用された、小川淳也氏は衆議院香川1区選出の当選6回で、53歳です。旧自治省、いまの総務省を経て、2005年の衆議院選挙で初当選し、民主党政権では、総務政務官や党の政務調査副会長などを務めました。
2017年の衆議院選挙の際に、当時の民進党が分裂し、希望の党に参加しますが、その後、無所属で活動し、2020年に立憲民主党に加わりました。この年には自身の政治活動を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が公開され、話題となりました。 3年前、2021年の衆議院選挙での党の敗北を受けて行われた、代表選挙に立候補し、泉前代表にやぶれましたが、政務調査会長に起用されました。その後は、党の税制調査会長などを務め、今回の代表選挙では、野田新代表を支援しました。政務調査会長に起用された、重徳和彦氏は、衆議院愛知12区選出の当選4回で、53歳。総務省の官僚出身で、2012年の衆議院選挙に日本維新の会から立候補して初当選しました。その後、民進党や無所属を経て、2020年に野田新代表とともに、立憲民主党に参加しました。政策立案能力に定評があり、今回の代表選挙で野田氏が訴えた、社会課題の解決に企業などの資金を活用する投資の促進などの政策は、重徳氏らのグループの提言がもとになりました。国会対策委員長に起用された、笠浩史氏は衆議院神奈川9区選出の当選7回で、59歳。民放の記者を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、民主党政権では文部科学副大臣などを務めました。
その後、当時の民進党や希望の党、無所属を経て、3年前に立憲民主党に加わり、安住国会対策委員長のもとで、国会対策委員長代理を務めました。国会対策の経験が豊富で、今回の代表選挙では野田新代表の推薦人を務めました。民主党政権では野田総理大臣のもとで総理大臣補佐官を務めました。その後、民進党や無所属などを経て2019年に立憲民主党に参加し、おととしから泉代表のもとで党の選挙対策委員長を務めています。
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