発売から1周年、パイオニア「NP1」の“生みの親”常務執行役員 坂本雅人氏にこの1年の進化とこれからを聞く Sponsored パイオニア NP1
通常の操作でいうと「言葉の言い換え」です。言いまわしは人それぞれ異なります。たとえば「やめる」「やめたい」「やめて」など、これらは全て同じ意味を指しています。あらゆる表現に対応できるようにしています。関西の方から関西弁への対応を求める声をいただいていて、それもやっていきたいのですが、まずは標準的にしゃべることへのバリエーションを増やしていくことを進めています。
それと、現在は対応済みですが地名の読み方違いもありました。これまでのカーナビはモニター上に「漢字」で表示されるので読み方はなかったですよね。この読み方もデータベースを作っていますが、実際の場所に行くと違う読み方をされていることもたくさんあったのでその点もイッキに直しました。 例えば「外環」のことを東京では「がいかん」と言いますが、大阪では「そとかん」というなどです。音読み、訓読みの使い分けは地域によって異なることが多いようでした。こうしたご指摘はわれわれに直接届くというより、ユーザーの方が利用しているソーシャルメディアに書き込まれることが多いので、そこも参考にさせていただいています。 さらに弊社内や販売店さまからの意見も上がってきます。社内で参加しているのは500名くらいかな、とにかく意見を言えるスレッドがあるのですが、皆さんここにすごく書き込んでくるのです。身内と言うこともあって厳しい意見が多いですね(笑)。ちなみに弊社の社長(矢原史朗氏)もNP1を使っていて、気になることがあったらどんどん書き込んでいます(笑)。その修正数は名称の言い換えで約5700件、ジャンルの入れ替えで約1700件など、すべてあわせると1万件近い修正をすることができました。もちろん最初の情報もキチンと調べたものでしたが、地域ごと、人ごとにいい方も変わる。声で操作するNP1では呼び方は大事なので修正も増えるということです。
従来の商品では、そうした声は次の製品に生かされていくものです。一方でNP1はクラウドとつながっており、随時アップデートすることでユーザーの満足度を上げることが可能な製品です。NP1を作るときは「カスタマーサクセスをしっかりやろう」という目標もあったので、多くの声を積極的に聞いています。
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