1月22日、東京株式市場の前場では日経平均が前営業日比576円73銭高の3万9604円71銭と続伸しました。トランプ米大統領が人工知能（AI）向けの民間投資を発表し、米国市場でハイテク株が上昇したことを好感しました。ソフトバンクグループが大幅高となり全体相場をけん引しました。トランプ大統領は21日、ソフトバンクグループ、オープンAI、オラクルの3社がAIインフラに大規模投資を行うと発表しました。市場では「ハイテク株を除いては方向感に欠ける状況」との指摘もあり、日銀金融政策決定会合や企業決算を材料として市場は方向を探るようになるのではないかという見方が出ています。
１月２２日、前場の東京 株式市場 で 日経平均 は、前営業日比５７６円７３銭高の３万９６０４円７１銭と続伸した。写真は株価ボードをスマホで撮影する人。都内で昨年２月撮影（２０２５ ロイター／Issei Kato）［東京 ２２日 ロイター］ -...
ただ、市場では「ハイテク株を除いては方向感に欠ける状況。日銀金融政策決定会合や企業決算を材料として消化し、方向を探るようになるのではないか」（野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏）との指摘もある。東証３３業種では、値上がりは非鉄金属、機械、その他製品など２２業種、値下がりは石油・石炭製品、鉱業など１１業種だった。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが１０７６銘柄（６５％）、値下がりは５００銘柄（３０％）、変わらずは６５銘柄（３％）だった。
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