ZFジャパンが、ラストワンマイルデリバリー用LCV向けのローリングシャーシ『エナリティ』プラットフォームコンセプトを初公開した。
この日披露された画像は、あくまでラストワンマイルデリバリーを想定した電動LCVの完成イメージだという。アッパー・レイヤー、つまりボディワークは市場や顧客ニーズに合わせてサードパーティーが設計し取り付けられるよう、プラットフォームは柔軟性のある構造になっているようだ。
ZFジャパンが提案するのは、ボトムとミッドのレイヤーを構成するサスペンションシステムとシャーシの統合制御を行うソフトウェア「cubiX」やADAS、電動アクスルなどの製品と技術だ。実際にプラットフォームとボディワークの設計・生産を行う企業に、これらのシステムやユニットを提供するというのが同社と伊藤忠商事の計画である。この電動LCVは低床とロングホイールベースが特徴で、積み下ろしの容易さや荷室の体積など、ラストワンマイルデリバリー用途における利便性への配慮がうかがえる。また、延長されたフロアには汎用バッテリーを3基搭載するスペースが確保されている。 蓄電池の車載用としての寿命を、両社は約2年と想定しているという。その後はESS用にリユースすることを考え、脱着および再利用のしやすさに配慮しているのもこのコンセプトの特徴だ。なお、ロングホイールベース化によって生じる回頭性の問題は、ZFの後輪操舵システム「AKC」で解消する。
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