[3.14 サニックス杯 柏U-18 0-5 大津高 グローバルアリーナ] どれだけピッチに立ちたいと願っても、それが叶わない悔しさは十分すぎるほどに味わった。もうそんな想いはしたくないし、そのために必要なこともわ...
明確だった課題はヘディングや競り合いの強さの部分。そこにフォーカスしてトレーニングを重ねたことで、確実に進歩してきた手応えはある。「そのウィークには自主練でもずっと取り組んできたので、少しずつですけど競り合いに勝てるようになってきたのは実感できていますし、試合の中でも手応えは掴みつつあります」。
もちろん自身のストロングを伸ばしていく努力にも余念がない。「自分は長いボールや背後のボール、縦パスの質というところでも勝負していきたいですし、ビルドアップでは自分が起点となりたいと思います」。左足の技術には自信がある。それを最適な形でチームへ還元できるように、周囲との良好な連携も積極的に図っていく。 昨シーズン中から指揮を執っていた藤田優人監督には、コーチだった1年時から指導を仰いできた。「1年の時は自分もBチームにいたり、少しAチームに混ざったりということがあったんですけど、藤田さんは自分がどっちのチームにいてもアドバイスをくださいましたし、いつもプラスになるような声掛けをしてもらったので、自分にとって支えになりましたし、大きい存在でしたね」。
「最近でもフィジカルのトレーニングを毎週やっていて、まだまだ全然足りないですけど、メンタルのところとかキツい中でも身体を張るところとか、そういうところはチーム全体として鍛えられているなと思います」。常に全力で戦う姿勢は、情熱の指揮官から求められ続けてきた。それゆえにチームも、猪狩も、以前より逞しさは確実に纏っている。 いろいろなポジションを務めてきた中で、今はセンターバックに馴染み始めているという。参考にしているのは上手さと強さを兼ね備えた世界有数の守備者だ。「自分もセンターバックとしてはあまり背が大きくない方ですけど、マンチェスター・ユナイテッドのリサンドロ・マルティネスは、175センチでもプレミアであれだけ戦っていますし、ああいう闘志あふれるプレーは自分も出していかなきゃいけないと思うので、そういう部分は参考にしています」。自らがやるべきことは理解している。太陽王子のディフェンスラインを託された、背番号3のレフティ。猪狩鉄太はチームで紡ぎ出す結果のために、個人として切り拓いていく未来のために、圧倒的な成長へと繋がる道を、前へ、前へと、日々歩み続ける。
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