24日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=152円61〜63銭と前日17時時点と比べて26銭の円安・ドル高だった。米景気のソフトランディング（軟着陸）期待や11月の米大統領選を巡る思惑から米金利の先高観が強まっており、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となっている。米景気が想定よりも底堅く、米連邦準備理事会（FRB）の利下げは緩やかなペースに
24日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=152円61〜63銭と前日17時時点と比べて26銭の円安・ドル高だった。米景気のソフトランディング（軟着陸）期待や11月の米大統領選を巡る思惑から米金利の先高観が強まっており、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となっている。
米景気が想定よりも底堅く、米連邦準備理事会（FRB）の利下げは緩やかなペースになるとの見方が強い。11月の米大統領選で財政拡張的な政策を掲げるトランプ前大統領が勝利すれば、高インフレが再燃するとの思惑もくすぶる。23日には米長期金利が一時4.26%と約3カ月ぶりの水準に上昇し、東京市場でも円売り・ドル買いにつながった。の植田和男総裁が米ワシントンで「我々の金融正常化への取り組みはまだ始まったばかりだ」と利上げを続ける方針を改めて示すなど、日本政府・日銀がけん制姿勢を強めるとの見方もあり持ち高調整や利益確定の円買い・ドル売りが入った。ユーロは対ドルで横ばい圏で推移している。8時30分時点は1ユーロ=1.0783〜1.0784ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。
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