11日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ23銭の円高・ドル安の1ドル=148円77〜79銭で推移している。米労働市場の減速を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。国内輸出企業の円買い・ドル売り観測も円相場の押し上げにつながった。10日発表の週間の米新規失業保険申請件数が25万8000件と、2023年8月以来1年2カ月ぶりの高水準となった。米雇用
11日の東京外国為替市場で、円相場は3日ぶりに反発した。17時時点では前日の同時点に比べ23銭の円高・ドル安の1ドル=148円77〜79銭で推移している。米労働市場の減速を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。国内輸出企業の円買い・ドル売り観測も円相場の押し上げにつながった。
10日発表の週間の米新規失業保険申請件数が25万8000件と、2023年8月以来1年2カ月ぶりの高水準となった。米雇用の悪化で、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを継続するとの見方が円買い・ドル売りを誘った。同日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)の結果はインフレ再燃の懸念を高めるものではないと受け止められた。米長期金利の上昇が一服したのも円相場の支えとなった。 国内輸出企業など実需勢の円買い・ドル売り観測から、148円41銭近辺まで上げ幅を拡大する場面もあった。10日に149円台半ばと約2カ月ぶりの安値水準をつけており、持ち高調整や利益確定を目的とした円買い・ドル売りも入りやすかった。円は対ユーロでも3日ぶりに反発した。17時時点では同15銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=162円82〜85銭で推移している。
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