27日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点では前週末の同時点に比べ14銭の円高・ドル安の1ドル=156円90〜92銭で推移している。前週末の米長期金利の低下を手掛かりに、朝方は円買い・ドル売りが先行した。前週におよそ3週間ぶりに157円台まで下落したことで、持ち高調整や目先の利益確定を目的とした円買い・ドル売りも入った。円相場は12時ごろに一時156円67銭近辺ま
27日の東京外国為替市場で、円相場は5営業日ぶりに反発した。17時時点では前週末の同時点に比べ14銭の円高・ドル安の1ドル=156円90〜92銭で推移している。前週末の米長期金利の低下を手掛かりに、朝方は円買い・ドル売りが先行した。前週におよそ3週間ぶりに157円台まで下落したことで、持ち高調整や目先の利益確定を目的とした円買い・ドル売りも入った。
円相場は12時ごろに一時156円67銭近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んで上げ幅を縮めた。27日は英国や米国が祝日となる。日本時間27日夕にドイツなどの欧州金利の上昇が目立った場面で円売り・ユーロ買いが増え、円はドルに対しても売りが優勢となった。 日本銀行金融研究所が27日開いた2024年国際コンファランスで、植田和男総裁は2%の物価目標を巡り「インフレ予想をゼロ%から押し上げることには成功したように思う」との認識を示した。内田真一副総裁も講演で「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉(しゅうえん)は視野に入った」などと述べた。 円は対ユーロで続落した。17時時点では同21銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=170円20〜25銭で推移している。ユーロは対ドルで5営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0024ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0848〜49ドルで推移している。
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