22日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円16銭の円安・ドル高の1ドル=150円99銭〜151円00銭で推移している。米景気の底堅さや米大統領選の不透明感から米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。円は一時、151円10銭と7月末以来、約3カ月半ぶりの円安・ドル高水準をつけた。21日の米長期金利は前週末比0.11%
22日の東京外国為替市場で、円相場は反落した。17時時点では前日の同時点に比べ1円16銭の円安・ドル高の1ドル=150円99銭〜151円00銭で推移している。米景気の底堅さや米大統領選の不透明感から米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。円は一時、151円10銭と7月末以来、約3カ月半ぶりの円安・ドル高水準をつけた。
21日の米長期金利は前週末比0.11%高い4.19%まで上昇し、およそ3カ月半ぶりの高さをつけた。ダラス連銀のローガン総裁が21日「インフレの上振れに対する現実的なリスクは依然としてある」と指摘した。11月の米大統領選でトランプ前大統領が勝利すれば、財政赤字の拡大でインフレが再燃するとの懸念も根強い。日本時間22日の取引で米長期金利が4.2%台に乗せるなど一段と上昇したことで、円売り・ドル買いが優勢となった。 もっとも、円相場は10時すぎに150円50銭近辺まで下げ渋る場面があった。急速な円安進行を受けて、国内輸出企業などによる円買い・ドル売りが入ったとの観測が相場の支えとなった。22日の東京株式市場で日経平均株価が大きく売られた場面で投資家のリスク回避姿勢が強まり、「低リスク通貨」とされる円に買いが入った面もある。ユーロは対ドルで反落。17時時点は同0.0012ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0836〜37ドルで推移している。欧州中央銀行(ECB)が利下げを続けるとの見方が根強く、米欧の金利差拡大を意識したユーロ売り・ドル買いが出た。
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