4日午前の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。12時時点は1ドル=151円70〜71銭と前日17時時点と比べて3銭の円安・ドル高だった。4日午前に日経平均株価が急反発し、上げ幅は700円を超える場面があった。株高で投資家心理が改善するとして「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。中値決済に向けて国内輸入企業などの円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。3日発表された3月のA
4日午前の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏で推移している。12時時点は1ドル=151円70〜71銭と前日17時時点と比べて3銭の円安・ドル高だった。4日午前に日経平均株価が急反発し、上げ幅は700円を超える場面があった。株高で投資家心理が改善するとして「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。中値決済に向けて国内輸入企業などの円売り・ドル買い観測も相場を下押しした。
3日発表された3月のADP全米雇用リポートで雇用者数が市場予想を超えて増えた。5日に3月の米雇用統計の発表を控えるなか、賃金インフレへの警戒が根強く残っている。日本時間4日午前の取引で米長期金利が再び上昇しており、日米の金利差に着目した円売り・ドル買いが出た。 円相場は151円53銭近辺と小幅に上昇する場面もあった。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業(サービス業)景況感指数は市場予想を下回り、企業が調達や物流に支払うコストを示す価格指数の低下が目立った。米国でインフレ圧力が和らぐとの見方が円相場を支えた。 円は対ユーロで下落した。12時時点は1ユーロ=164円48〜50銭と、同1円13銭の円安・ユーロ高だった。日本の株高を受けて投資家のリスク選好が高まったときに上昇しやすいユーロが買われ、12時すぎには一時164円50銭近辺と、3月22日以来およそ2週ぶりの円安・ユーロ高水準をつけた。
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