15日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=149円59〜60銭と前週末11日の17時時点と比べて82銭の円安・ドル高だった。14日の海外市場で心理的な節目である150円を割り込まなかったのもあり利益確定を目的とした円買い・ドル売りが増えた。円相場は10時すぎに149円45銭近辺まで下げ渋る場面があった。15日午前に日経平均株価は4万円の大台に乗せたが、上
15日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ幅を縮めている。10時時点は1ドル=149円59〜60銭と前週末11日の17時時点と比べて82銭の円安・ドル高だった。14日の海外市場で心理的な節目である150円を割り込まなかったのもあり利益確定を目的とした円買い・ドル売りが増えた。円相場は10時すぎに149円45銭近辺まで下げ渋る場面があった。
15日午前に日経平均株価は4万円の大台に乗せたが、上値を試す動きは鈍く4万円を挟んで膠着感を強めつつある。株価の上値が重くなれば「低リスク通貨」とされる円への売りも一巡するとして持ち高調整や利益確定の円買い・ドル売りに動く市場参加者が増えた。 15日は国内が事業会社の決済の集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたる。10時前の中値決済に向けて「ドル買い需要が多かった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、輸入企業など国内実需筋による円売り・ドル買い観測は円相場の重荷となった。 円は対ユーロでも下げ幅を縮小し、10時時点では1ユーロ=163円14〜16銭と、同32銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで小動き。10時時点では1ユーロ=1.0906ドル近辺と同0.0038ドルのユーロ安・ドル高だった。
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