先日都内某所で、国内で販売されているバッテリーEVに触れることができるイベントが開催された。さまざまなクルマが並ぶなか、筆者がもっとも日本に適していると感じたのが、ボルボ「EX30」だ。とにかく全てが「ちょうどいい」、EX30についてご紹介しよう。
2023年6月に世界初公開となった、ボルボ「EX30」。ボルボにはこれまでにも、エンジン車をベースにしたC40リチャージ(税込679万円~)、XC40リチャージ(税込699万円~)といったBEVがあったが、新型のEX30では新世代のBEV専用プラットフォームを採用することで既存のBEVよりも小さく、リーズナブルなコンパクトSUVに仕上げた。
またEX30は、サステナビリティにも配慮した設計がなされており、ボディの小型化によって製造に必要な素材を減らしたうえで、CO2排出の最大要因であるアルミとスチールの使用量を削減。製造に使用される全アルミニウムの約25%、全スチールの約17%、全プラスチックの約17%がリサイクル素材であり、実車に触れてみると、例えばフロントドア内張りは再生樹脂っぽさが感じられる簡素な質感だったりもする。
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