【ニューヨーク=竹内弘文】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマン・フリード被告の初公判が3日、ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁で始まった。同被告は顧客や投資家に対する詐欺や資金洗浄など7つの罪に問われている。評決までは約6週間かかる見通しだ。米メディアの報道によると、バンクマン・フリード被告はスーツ姿で出廷した。初日は陪審員
【ニューヨーク=竹内弘文】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマン・フリード被告の初公判が3日、ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁で始まった。同被告は顧客や投資家に対する詐欺や資金洗浄など7つの罪に問われている。評決までは約6週間かかる見通しだ。
米メディアの報道によると、バンクマン・フリード被告はスーツ姿で出廷した。初日は陪審員の選任手続きに終始した。今後、冒頭陳述や検察側・弁護側双方の立証、最終弁論などを経て評決となる。2023年1月の罪状認否で同被告は起訴内容を否認していた。冒頭陳述でも無罪を主張するとみられる。 バンクマン・フリード被告には、自身が保有する投資会社アラメダ・リサーチの損失補塡のためにFTXの顧客資産を流用した疑いや、FTXの出資者を欺いて資金調達した疑いなど、7つの起訴容疑がかかっている。7つの罪すべてで有罪となれば懲役は計100年を超す見通し。
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