きょうの東京株式市場で日経平均株価は、４営業日ぶりに反発すると予想されている。前日の日経平均が４４５１円２８銭（１２．４０％）安と歴史的な下げとなったことで、自律反発を期待した買いが先行する見通し。投資家は米国景気の手掛かりとなる指標を待つ姿勢で、本格的な戻りとなるかは見極めが必要との声がある。
［東京 ６日 ロイター］ - 日経平均は反発で寄り付いた後、為替や時間外取引での米株先物を見極めながら動向を探るとみられている。足元のドル／円は１４５円台前半と前日の大引け時点の１４２円半ばに比べて円高が一服しているほか、米株先物３指数はプラス圏に振れている。
みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「手掛かり材料が少ないことに加え、円高の一服できょうはいったん自律反発が見込める」との見方を示す。ただ、米景気動向には見極めが必要で、週末発表の新規失業保険週間申請件数、来週の７月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）の内容次第では市場は再び下値を探る展開も想定されるという。５日の米国株式市場は大幅に続落して取引を終えた。米国の景気後退懸念が世界市場を動揺させ、投資家がリスク資産から逃避した。個別では、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイ
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